学校の先生たちが服を着て泳ぐ!基本は「浮き身」
テレQ(TVQ九州放送)
本格的な夏を前に水の事故から子どもを守ろうと先生たちが学びました。 プールサイドに集まったのは福岡市内の中学校の教員たち。プールに入る前に全員服を着て、わざわざ靴も履いています。 これは日本赤十字社が、教員向けに毎年実施している「着衣泳」の体験会です。水に落ちた人や溺れた人を見つけて助けに行く・・・そんな場面で、水を吸った服は重くなり手足がうまく動かせません。着衣泳の基本は「浮き身」あわてず、浮くことが大事です。参加者たちは着衣のまま水に浮く体験をしたり、身近な物を使って溺れた人を救助する訓練をしたりしました。日赤によりますと屋外の水の事故は8割が服を着た状態で起きています。子どもを指導する教員たちに、身をもって体験し正しい知識を身につけてほしいとしています。 参加者 「(救助作業を)実際にしてみると難しくて、助けるよりも未然に事故を防ぐことが大事だと痛感した」 日本赤十字社 水上安全法指導員 松嶋恵美子さん 「水の事故の多くが着衣をした状態で泳ぐ準備ができていない時に起きている。しっかり子どもをみて人数を確認したり目の届く範囲で遊ばせるなど事故の防止をしてほしい」
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