秋の風物「よこて菊まつり」始まる 愛好家30人が育てた1100点展示
横手市の秋の恒例イベント「よこて菊まつり」が10月31日、秋田ふるさと村(横手市赤坂)で始まった。(横手経済新聞) 秋田県内の愛好家らが育てた菊を一堂に展示する同イベント。56回目を数える今年は、約30人の愛好家が育てた「厚物」「管物」「一文字」の菊およそ1100点を出展している。初日は1500人ほどが訪れ、1つの苗から咲く1000以上の花全体で直径3メートル、高さ2メートル以上に仕立てる「千輪咲」や、草丈40センチほどながら頭でっかちに仕立てる「福助作り」など、見事に仕立てられた菊の姿を楽しんだ。 イベントを主催する横手市観光協会(中央町)の高橋信行さんは「昨年に続き夏の猛暑の影響から栽培に苦労したと聞くが、力作がそろった。会期中に当施設で開かれるイベントも併せて楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。 会期中のイベントは以下の通り。11月3日=バルーンアートパフォーマンス、4日=おもてなし武将隊などが出演する「武将フェスティバル」、9日=横手市民謡連合会による民謡披露。 開会時間は9時30分~17時。入館無料。11月11日まで。
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