俳優の大村崑さん（92）が8日、映画の特別試写会に共演者の高畑淳子さん（69）、橋爪功さん（82）、剛力彩芽さん（31）らと共に登場。92歳という年齢を感じさせない元気な姿を見せました。 【画像】大村崑、西郷輝彦さんを悼む　「彼は懐いてきて…トイレでもどこでも追いかけてくるように」 大村さんが登場したのは映画『お終活 再春！人生ラプソディ』の特別イベント付試写会の舞台挨拶。本作は「人生百年時代」を迎え、人生を謳歌（おうか）するために、生前整理をすることだけでなく、やり残したことをやる。それもまた1つの「終活」と、新たに提案する『お終活 熟春！人生、百年時代の過ごし方』シリーズの第2弾。 大村さんは「92歳になりました。日本でたった1人の90代の喜劇役者です」と元気に挨拶しました。 新たに挑戦したいことについて聞かれた大村さんは「去年の12月25日に引っ越しをしたんですよ」と話し、転居先は「高級老人ホームに入ったんです」と明かしました。 しかし「入りはよかったけど、230人の老人がいるんですよ。1歩外に出たら大村崑やらなきゃいけないんですよ」と打ち明け、「“崑ちゃん 崑ちゃん”って声かけられる。だから背筋伸ばして、ちゃんと崑ちゃんやっておかないといけない。それがちょっとくたびれて大変」と、有名人ゆえの悩みを告白しました。

■ジムでの呼び名は「スクワットの崑ちゃん」

スクワットを披露した大村崑さん

イベントの後半には「6年もジムに通っているので“スクワットの崑ちゃん”って言われる」と話し、「実際に見せましょうか？」と提案。 「肩幅に足を広げて、おしりを前にやったら腰やっちゃうから後ろに、背中を反らせ（腰を）下ろしていく」と説明しながら見事なスクワットを披露。会場にはどよめきと拍手が響きました。 さらに「20kgの鉄棒を2つ、（合計）40kgの鉄棒を担いで（腰を）下ろす」というトレーニングを今やっていると明かし、92歳とは思えない力強さを見せました。これにはイベントに登壇していた橋爪さんも思わず笑いながら「怪物だよ」と驚きをあらわにしました。