岡田文化財団が45周年記念 感謝の会に120人 三重
【四日市】岡田文化財団は15日、財団設立45周年を記念した感謝の会を三重県四日市市安島の都ホテル四日市で開き、行政や美術館の関係者、財団とゆかりのある地元の人など約120人を招待した。 大勢の招待客を前に、岡田元也理事長があいさつに立った。岡田理事長は財団設立の経緯や事業内容に触れ、「三重県の役に立てる財団へと、さらに努力を重ねていく」と述べた。 同財団は、芸術文化や伝統工芸など文化活動に取り組む県内の団体や個人に毎年、助成金を贈っている。助成先の一つである名張市の「名張子ども狂言の会」の子どもたちが狂言「口真似(くちまね)」を披露し、招待客らを楽しませた。 会場には、財団が運営するパラミタミュージアム(菰野町)が所蔵する絵画や陶芸作品をはじめ、「日永うちわ」や「伊勢型紙」「伊勢木綿」など県の伝統工芸品が展示された。