Appare!が「太陽 SUMMER!」を初パフォーマンス アッパチューン盛りだくさんのセットリストで恵比寿LIQUIDROOMを熱気で満たす
7人組アイドルグループ・Appare!が6月22日に恵比寿LIQUIDROOMにて、「VS武道館 其の四」を開催した。 【写真を見る】恵比寿LIQUIDROOMでライブをするAppare! 2024年8月16日(金)に開催される日本武道館でのワンマンライブ「Appare!やったれ武道館~玉ねぎいただきます!~」に向けた企画「VS武道館」。各会場でチケットが完売すると新曲がお披露目されることが発表されており、この日も完売という目標をクリアし、新曲が初披露された。 この日は開演前からこれまでの「VS武道館」とは比べものにならないほどの盛り上がりを見せており、着実に武道館が近づいていることを実感させられた。お馴染みのSEに導かれるようにメンバーがステージに姿を現すと、橋本あみが「其の四、かましていくよ~!」と叫び、「キミだけのワンダーランド」で勢いよくライブの口火を切り、観客は身体を左右に揺らしながら一体感を作り上げていく。先日MVが公開された「特注オートクチュールダンス」では藍井すずが歌詞を噛んでしまうというハプニングもありつつも、エネルギッシュな歌とダンスで会場に熱狂を生み出していった。ひとつめのブロックの最後には「I YOU WE OUR」「SummerSpit!」とキラーチュンを立て続けに投下し、ライブの熱気は早くも最高潮に。怒涛のセットリストに、メンバーも観客も息を切らしていたが、これぞAppare!の醍醐味といえるステージとなっていた。 メンバー一人ひとりの自己紹介を挟んだMCでは、七瀬れあが「お客さんのすごい盛り上がりを見て、嬉しいと同時に負けないぞという気持ちがあった」と話し、「特注オートクチュールダンス」での藍井のミスに触れると会場からは笑いが起こる。さらに永堀ゆめがチケット完売したことに触れ、そのまま新曲「太陽 SUMMER!」を初パフォーマンス。作詞にすぅ(SILENT SIREN)、作曲にクボナオキというSILENT SIRENファンにとってはお馴染みのクリエイター陣を迎えた「太陽 SUMMER!」は、この季節にぴったりなサマーソング。キャン・GP・マイカ(GANG PARADE)によるキャッチーな振り付けとともに、メンバーとファンはタオルを振り回しながら踊り騒いだ。 続いて「あっぱれサマーっ!!」「僕らのワンダーランド」を歌唱し、パフォーマンスの勢いをますます加速させると、ポップでキュートな楽曲「好きだ、まじで!」、キャッチーな振り付けが印象的な「いいかんじっ!」という多彩な楽曲を披露し、会場に熱狂を生み出していった。七瀬の「手拍子いくよ~!」の掛け声とともに、「VS武道館 其の一」で初披露された「未体験BeAlright!」を披露。「VS武道館 其の一」から3ヶ月が経ち、武道館が近づくにつれて歌詞のメッセージが日に日に胸に響いてくる。 初披露した「太陽 SUMMER!」の裏話やキャン・GP・マイカとのエピソードで盛り上がると、いよいよ最後のブロックへ。工藤のかは「みんなと一緒にいられる1秒1秒を大切にしたいなと思います」と話し、披露されたのはエモーショナルなムードをまとった「青いフレア」。ラストスパートでは「あっぱれ!正攻法」「アッパライナ」「アガレ!」といったアッパチューンを経て、ダンスポップチューン「原宿サニーデイ」でムーディーな雰囲気を作り上げる。 藍井が「みなさん今日は来てくださって本当にありがとうございました!」と感謝を告げると、会場からは大きな拍手が起こる。「私たちにはライブしかない」という藍井の言葉はまさにAppare!を象徴していた。「一緒に踊っていきましょう~!」という煽りを合図にラストナンバー「絶対猛信デイドリーマー」を投下。フロアではカラフルなペンライトが揺れ動き、メンバーの熱いパフォーマンスに観客も応えていく。パフォーマンスが終わると、全力で駆け抜けたメンバーたちには拍手が送られた。 この日、「VS武道館」恒例の手紙を読み上げたメンバーは藤宮めいと藍井すず。2人の言葉にファンはじっくりと耳を傾けていた。いよいよ残すところ7月29日(月)に開催されるZepp DiverCity公演のみとなった。このままの勢いで8月の武道館まで駆け抜けていってほしい。
HOMINIS