ナンバー1名古屋めし「ひつまぶし」の美味は東海地方の人が一番分かる!~大竹敏之のシン・名古屋めし
東海地方の人たちは「地元有利」を存分に楽しんで!
味噌カツでも名古屋、岐阜、三重の東海地方各地に発祥の諸説があるのと同様、ひつまぶしも名古屋と三重に発祥の説が。味噌カツは豆味噌、ひつまぶしは溜り醤油と、地域固有の調味料が決め手となっているという点で共通します。つまりどちらも、東海地方だからこそ生まれた料理であり、東海地方各地の料理人が生み出した可能性がある料理だということです。 ひつまぶしをはじめ名古屋めしの多くは、うま味を誰よりも愛する東海地方の人の嗜好にマッチした広域の郷土料理。全国、さらに海外の人たちが食べてもおいしいはずですが、その美味をより深いところで体感できるのは地元民の特権だともいえます。スポーツの世界でホームタウンデシジョン(審判による地元びいきの判定)なる言葉がありますが、食の世界では地元の人ほど地元の料理が美味しく感じられるのは必然なのです。東海地方の人たちは、ホームタウンデシジョンを思い切り享受しながらひつまぶしを堪能したいものです。 ※記事内容は配信時点の情報になります。 #名古屋めしデララバ
CBCテレビ