バンクの大規模改修前に地元初登場がかなった小林諒

◆向日町競輪Ｆ２（２１日、前検日） 　向日町競輪では８月２２日からの「オッズパーク杯　京向日葵賞」（Ｆ２）でガールズケイリンが行われる。 　平塚競輪で行われた「女子オールスター」決勝３着の日野未来（３１）＝奈良・１１４期、予選１・７Ｒに出走＝が主役。まくり強烈な吉岡詩織（２９）＝広島・１１６期、６Ｒ＝が立ちはだかる。自在脚のさえる野本怜菜（２６）＝埼玉・１１４期、７Ｒ＝、安定感のある松井優佳（２５）＝大阪・１２４期、６Ｒ＝らも不気味な存在だ。 　小林諒（１９）＝京都・１２６期＝は今年５月３日の富山でのデビューから３か月半、やっとホームバンクに初登場する。 　小林は「（１０月から大規模改修するため）今のバンクで最後のガールズ開催に間に合って良かったです」とホッ。父・正明さん（４４）＝京都・８８期、引退＝に似ていると言われると「父に似てますか？　あまり言われないけど、お父さん子なのでうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。 　高校時代に全日本自転車競技選手権大会トラックレース・ケイリン２位などの実績はあるが、デビュー後は優勝どころか３着に入ることもできていない。それでも「前検前日もギリギリまで練習していた。少し緊張しているけど、いつも以上に頑張りたいですね」と６Ｒに向けて気合を入れていた。