本田望結、「フィギュアをやってるから…逆にきつかった」主演映画『カーリングの神様』 岡崎朋美カーリング協会理事も太鼓判「このチームはすばらしい」
女優の本田望結(20)が9日、東京都内で主演映画「カーリングの神様」(本木克英監督)公開記念舞台あいさつに共演の長澤樹(19)、泉智奈津(19)、白倉碧空(あおい・18)、川口ゆりな(25)らと登壇した。 本州最古、カーリング場がある長野県御代田町で育った少女たちが、国際大会に挑む物語。撮影時の衣装で登場した本田は「スイッチが入りますね」と話した。 全員がカーリングは初体験。ただ本田はフィギュアスケート経験者のため心配されていなかったそうで、「フィギュアをやってるから大丈夫でしょという目で見られていたから、逆にきつかった」と苦笑い。「カーリングの靴は片足は滑るけどもう片足は滑らなくなっている。そこでもフィギュアとの違いを感じました」と難しさを話した。 この日はカーリング協会理事で、スピードスケート五輪メダリストの岡崎朋美(53)が祝福に駆けつけ、花束を本田に手渡した。楽屋で仲の良さを目にしたそうで「本当にこのチームはすばらしい。ちゃんとアスリートの目も持っているし、5年、10年目のチーム感」と太鼓判を押した。 本木監督は「閉塞(へいそく)的な社会を、女性たちに突き破ってほしいという願いで作りました。たくさんの方に見てほしい」と話し、本田も「きのうから映画が羽ばたきました。内容的には滑っている、と言いたいけど違う意味になってしまうので、羽ばたくと言わせてください。より羽ばたくために、ご家族やご友人へオススメのひと言をお願いします!」と呼びかけた。
中日スポーツ