ノイアーはドイツ代表にとって不安要素? ブンデス最終節での3失点関与に現地メディア見解「最も心配」
バイエルン・ミュンヘンはリーグ戦最終節ホッフェンハイム戦に2-4で完敗。ドイツ紙『ビルト』のスポーツ副編集長はGKマヌエル・ノイアーのパフォーマンスを受け、EUROに向けて不安を抱いている。 ブンデスリーガ連覇が「11」でストップした今季のバイエルンは、トーマス・トゥヘル監督下でのラストマッチで、アウェーでホッフェンハイムと対戦した。FWマティス・テルとDFルフォンソ・デイヴィスがそれぞれゴールを決め、6分で早くも2点リードを奪取。しかし、8分にFWマキシミリアン・バイア―に1点返されると、後半にはFWアンドレイ・クラマリッチにハットトリックを許し、逆転負けを喫している。 バイエルンのプレーを受け、『ビルト』のワルター・シュトラーテン氏は翌日『ヴェルトTV』で「FCバイエルン、そしてトーマス・トゥヘルにとって残念なシーズンの残念な終わり方だ。二転三転した末、彼の残留はないことがはっきりした」と振り返ると、「あのようにシーズンを終えてはいけないね。バイエルンにとっては今シーズンを物語るような試合だった。好スタートを切りリードを奪った後、崩壊した。チームは自分たちを裏切っている。その中で、私が最も心配なのはマヌエル・ノイアーだ」と語り、次のように続けた。 「彼は4失点のうち3失点に絡んだ。『ビルト』では“6”(最低点)をつけている。ノイアーにこれまで“6”がつけられたことは記憶にない。EUROを控えているが、この試合が彼にとってEURO前最後の公式戦だった。これがEUROにどう影響するのか正確には言えないが、マヌエル・ノイアーといった大黒柱でも揺らぐのなら少しばかり心配ではある」 なお現在38歳のノイアーはカタール・ワールドカップ後に長期離脱を強いられ、ここ1年半ドイツ代表ではプレーしていない。それでもユリアン・ナーゲルスマン監督は今年3月、同GKを正守護神と考えていることを強調していた。