【JO1 大平祥生さん】紅白出場も決定! ツアーへの意気込み、ステージにかける想いをインタビュー
グローバルボーイズグループ<JO1>のメンバーとして、国内外で目覚ましい活躍を続けている大平祥生さん。ビューティ感度の高さでも知られている彼が、ソロでMAQUIAに登場! ツアー『JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’』のお話を中心にインタビューを敢行。ツアーの見所やステージにかける想いをたっぷり語っていただきました。 【写真】JO1・大平祥生さん
“今”を全力で生きている僕らを見てもらいたい
ーー今回のツアータイトル‘WHEREVER WE ARE’は、9枚目のシングル『WHERE DO WE GO』と連動していますね。大平さんご自身はこのタイトルに対してどのような想いを抱いていますか? 「まず、‘JO1DER SHOW’の部分からお話ししますね。タイトルはたくさんの候補があって、そこからメンバーとスタッフの皆さんでこれに決めたんです。JO1はコンセプトも多彩でさまざまな形をお見せできると思うので、幅が広がりそうな‘WONDER SHOW’にかけて’JO1DER SHOW’となりました。僕たちの楽曲が持っているストーリーを届けられたらと思っています。‘WHEREVER WE ARE’に関しては、9枚目のシングルコンセプトだったら“どこにいても、僕らが進む道がレッドカーペットになる”という気持ちで頑張っていこう、とよくみんなで話しているんですよね。その場その場で自分たちがお見せできるものを全力で披露していたら、結果はきっとついてくる。そう信じて“今”を全力で生きている、そんな僕らを表現したタイトルになっています」 ーーツアーに向けて、どのような準備をされていますか? お話しできる範囲で教えてください。 「今回もかなり見応えがあるものになっています。僕たちももうすぐ結成5年で、楽曲もかなりたくさん増えたので、どの曲を、どんなパフォーマンスをするのか、ぜひ楽しみにしてほしいですね。セットリストもみんなで話し合って決めました。メンバーみんなどんどん意見を出すけれど、僕はどちらかというと控えめな方かも? もうちょっと発言するのが目標です(笑)」 ーー前回のツアーに比べてパワーアップした点をお聞かせください。 「今回は全体的に大人っぽくなっていると思います。一年目、二年目は、ずっとハードに踊りまくるライブをしてきたんですよ。今回は仕草や細かい部分をよりブラッシュアップして、繊細な表現を意識しています。僕たちはデビューと同時にコロナ禍で有観客ライブができなかったから、その期間を経たことで、そういった表現力の部分が鍛えられた気がしているんですよね。当時はカメラを通して想いを伝えなくてはいけなかった。“伝える”ということに対してすごく細やかに目を向けるようになったことで、ディテールを磨くことができたんじゃないかと思っています」 ーー演技のお仕事をされるメンバーが増えたことも、表現の上でプラスに働いていそうですね。 「本当にそう思います。お芝居の時のカメラの使い方って、ステージの時とは全然違うんですよ。でも、カメラにこう映っているから顔はこっちに向けて……みたいな細かい技術はすごく勉強になる。そういった技術を学んだメンバーがみんなにシェアすることで、ステージでの魅せ方みたいな部分が向上していると思います」 ーー大平さんが、自身の成長を実感する点があれば教えてください。 「スタッフさんやダンスのトレーナーさんに『ダンスに自分の色があるから見つけやすいね』と言っていただくことがあるんです。ずっとダンスをやってきたので、ちゃんと見てくれているんだなと思うとすごく嬉しくて。だからこそ、今は個性全開で踊ることを心がけています。合わせなきゃいけないところは合わせるけれど、個性を出していい部分は出したくなっちゃう。とはいえ、出し方は結構地味ですよ(笑)。振り付けを変えるのではなく、上品に個性を出せたらいいなって。見た人が『なんかちょっと違うね、でもすごくキレイだね』と思ってもらえるくらいがいい。自分がお客さんとして見た時にさりげなく伝わるくらいの程よいアレンジを研究しています」 ーー今回のツアーでは5周年やJAM(JO1のファンネーム)が生まれた日など、メンバーやJAMの皆さんにとって大切な記念日がたくさん含まれていますね。そういった特別な日はどのように過ごしたいですか? 「僕らのツアーはこれまで夏スタートだったんですよ。11月から始まって年末にかけてのツアーは初めてなので、いろいろと準備をしています。(瞳を輝かせながら)“この日だけ”、“この公演だけ”っていうパフォーマンスもあると思うので、どの公演も見逃せないですよ~!」 ーー楽しみですね! ちなみに、ツアー中にメンバーと行う決まりごとがあれば教えてください。 「地方に行った時は、ライブ前にメンバーみんなでごはんを食べにいくのが定番になっています。だいたい昼間というか午前中で、昨年の広島では朝起きてお好み焼きを食べに行ったりとか。早く起きるのは大変だけど、せっかくのツアーだから行かないと損っていう気持ちがあるんですよね。みんなで地方に行けることなんてなかなかないし、人生において貴重な経験だから自然と“行っとけ!”という気持ちになる。みんなで地元の美味しいものを食べることで、『この土地に来たぞ!』っていう気合いを共有できるのもいいなって。あとは、僕と鶴房(汐恩)と木全(翔也)はライブが終わった後にたまにゲームセンターに行ったりはします(笑)。疲れてるのに、意地になって取れるまでUFOキャッチャーをやり続けたり……。メンバーといると、ついふざけちゃいます!」 ●JO1 大平祥生 2000年4月13日生まれ、京都府出身。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』でJO1のメンバーに選出され、2020年にシングル『PROTOSTAR』でデビュー。グローバルボーイズグループの一員として活躍するほか、個々のスキルアップやグループに還元するために、個性を表現し発信していくYouTube企画【PLANJ】では作詞作曲に携わったオリジナル曲『Melak』を発表。透明感のある歌声が大きな話題を呼んでいる。俳優・声優としても活動しており、主な出演作に映画『OUT』、ドラマ『過保護な若旦那様の甘やかし婚』などがある。大みそか恒例『第75回NHK紅白歌合戦』(12月31日 午後7時20分~)にはJO1として3年連続で出場することが決まった。 撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/河本 茜 スタイリスト/笠原百合 取材・文/真島絵麻里 構成・企画/山下弓子 ※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。