写真：AV Watch

NHKは、日本を代表する超一流エンジニアたちが、極限のアイデアとテクニックで競い合う「魔改造の夜」の最新作として、恐竜ちゃんのおもちゃを魔改造する「恐竜ちゃん 缶蹴り」を、総合テレビで11月28日19時30分～20時42分に放送する。 【この記事に関する別の画像を見る】 恐竜ちゃんのおもちゃを魔改造し、巨大化したモンスターが小さな缶を蹴り、その飛距離を競う。各チームが目指すのは会場の壁に直撃する最高記録、“異次元の30m”だという。 競技に使用する小さな空き缶は普通に蹴ると大きくへこんでしまい、エネルギーが無駄になる。蹴るパワーを活かすにはどうすれば？ 強く蹴ってはダメ？ どんな足で蹴ると良いのか？ 各チームがさまざまな素材で試行錯誤する。 また蹴り方も重要だといい、柔らかくすくい上げるか、一点で力を集中し強く蹴るのか、どの角度で蹴り上げると飛距離が出るのか。さらに缶を蹴る恐竜ちゃんは、走ったあとに蹴る動作をする必要があるため、うまくミートさせるのも難しいとのこと。 この魔改造に挑戦したのは、アメリカ宇宙産業も顧客で、京都にて24時間稼働の無人工場を実現、精密な金属部品を製造する「Hルトップ」、インナーウェアや航空機機体など最先端の多様な素材を開発・製造する世界的な素材メーカー「Tレ」、医療・計測などの精密機器、産業機械を開発製造し、あの“ノーベル賞社員”も擁する「S津製作所」の3チーム。 3チームが1カ月半の格闘の末、試作機を何度も作り直し、モンスターがついに誕生。蹴り上げ、天高く宙を舞った缶は見事に壁を直撃するのか？ 驚異的なモンスターによる、予想できない大興奮ドラマは果たしてどんな結果になるのか。 出演は伊集院光(顧問)、伊藤亜紗(顧問/東京科学大学教授)、矢野武(実況)、長藤圭介(解説/東京大学大学院准教授)の魔改造倶楽部。