ザ・スコッチハウスを継ぐ「ベイカー・ストリート」が三陽商会からデビュー
今後は2024年12月にブランド公式LINEアカウントを開設し、2025年2月から百貨店およびブランド公式サイトでの展開をスタート。店装は、ロンドンのBAKER STREETの駅や街から着想を得たデザインでブランドの世界観を表現するという。店舗数については、現在ザ・スコッチハウスが展開する71店舗と同等の規模での出店を予定。初年度は25億円を売上目標に掲げ、3年後には30億円を目指す。 三陽商会は、2015年に「バーバリー（BURBERRY）」との契約を終了してから6期連続の赤字が続くなど苦戦を強いられていたものの、2023年2月期に黒字化を実現。7つの基幹ブランド全てで営業黒字を達成したほか、2024年2月期も全基幹ブランドが営業黒字での着地を見込む。同社は、ベイカー・ストリートを「ポール・スチュアート（Paul Stuart）」とともに基幹ブランドの一つとして位置付けており、将来的には2ブランドで売上高100億円達成も視野に入れているという。
