お揃いのダウンベストを着用して記念撮影する夫妻。

2004年5月14日、デンマークのフレデリック皇太子（当時）はオーストラリア人のメアリー・ドナルドソンとコペンハーゲン大聖堂で豪華な結婚式を挙げた。それから20年後の昨日2024年5月14日、国王と王妃となったご夫妻はノルウェー公式訪問の初日にオスロで結婚20周年を祝った。 【写真】デンマークのイケメンすぎるロイヤルが、ついに「大手モデル事務所」契約へ...！モンペザ伯爵の美青年アルバム 13日に王室のヨット、ダンネブロに乗船してデンマークを発ったフレデリック国王とメアリー王妃は、14日午前、ヨットのデッキ上でお揃いのダウンベストを着用して撮影した写真を公開。メアリー王妃はネイビーブルーで合わせたグッチのシックなサングラスでクールな印象に。

ノルウェーを訪問したフレデリック国王とメアリー王妃

国王夫妻はオスロに到着すると、ノルウェー王室のホーコン王太子とメッテ＝マリット王太子妃、ソニア王妃とハーラル国王の出迎えを受けた。現在87歳で、ヨーロッパ最高齢のハーラル国王は今年早々から健康を害し、3月にペースメーカーを挿入したため公務を減らしている。 とは言え、ソニア王妃と共に結婚式に出席した思い出深いフレデリック国王とメアリー王妃が特別な日を迎えたとあって、ハーラル国王は終始元気なご様子だった。 この日、ノルウェー国会訪問などの予定が詰まっていたメアリー王妃は、ライラックとブルーのプリントスカートと、控えめな白いジャケットに、ブルーの羽根と結婚記念日に敬意を表して繊細なヴェールがついたファシネーターを合わせたルックに着替えていた。 今回のノルウェー訪問は、今年1月に国王＆王妃となってから2度目の公式海外訪問となる。フレデリック国王は、母マルグレーテ元女王が大晦日のスピーチで突然、退位を発表したのに伴い、国王に即位した。 マルグレーテ元女王は、2023年に腰の手術を受け、将来を考えたことが退位の理由だと表明していたが、昨秋、当時のフレデリック皇太子にメキシコ人慈善家のヘノベバ・カサノバと不倫の噂が流れたことが影響したのではないかと見る人もいた。当時、カサノバは噂を否定し、デンマーク王室はこの件に関して一切コメントしていない。また、メアリー王妃は国王と共に公務を続け、結婚20年になる夫を支える証に、フレデリックのイニシャル“F”のネックレスをつけている姿が何度も目撃されている。