1年で“70試合”はさすがに多すぎる…… すでに5800分以上プレイしているバルセロナDFクンデの1年
バルセロナでもフランス代表でも大忙し
21日、バルセロナはラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリードをホームに迎える。現在2位アトレティコとは勝ち点38で並んでおり、首位攻防戦として負けられない一戦だ。 当然ながら、この重要なゲームにはベストメンバーで臨むことになるだろう。右サイドバックでの起用が予想されるのは、不動の存在であるDFジュール・クンデだ。 そしてクンデはこのアトレティコ戦に出場すれば、これが今年70試合目となる。バルセロナでのリーグ戦、スペイン国王杯、チャンピオンズリーグ、スーペルコパの戦いもあり、そしてフランス代表でもクンデは右サイドバックの1番手だ。 今年は夏にEURO2024もあったが、クンデはPK戦までもつれた準々決勝のポルトガル戦を含め全試合にフル出場。さらにネーションズリーグで6試合、親善試合を4試合こなしていて、このうちスタメンから外れたのはネーションズリーグ初戦のイタリア戦のみ。スペイン『Mundo Deportivo』はすでにプレイタイムが5872分間に達していると伝えていて、何かと問題視される過密日程の影響をかなり受けた選手と言える。 今年は怪我なく戦ってくれたが、ダメージの蓄積は確実にあるはず。年明け早々からバルセロナは国王杯に加え、サウジアラビアを舞台としたスーペルコパ・デ・エスパーニャに臨む予定で、まずはアスレティック・ビルバオとの戦いが予定されている。クンデは2025年もフル稼働となりそうで、さすがに激務すぎるか。
構成/ザ・ワールド編集部