ファーストピッチセレモニーを行った「Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎ」の（左から）七五三掛龍也と中村海人

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神１―０ヤクルト（１８日・甲子園） 　阪神―ヤクルト戦のファーストピッチセレモニーに男性７人組アイドルグループ「Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎ」の七五三掛龍也（しめかけ・りゅうや）と中村海人が登場した。 　この日はタイガースを応援する女の子のためお祭り「ＴＯＲＡＣＯ　ＤＡＹ」が開催され、シークレットゲストとして登場。紹介を受けると盛大な拍手が注がれた。 　黄色い歓声が飛ぶ中、ともに投手としてマウンドへ。息ピッタリに大きく振りかぶり、スタンドのＴＯＲＡＣＯの胸を打つかのようなノーバウンド投球。中村は「野球の聖地で投げさせていただき感慨深い」と満足そう。七五三掛は「僕たちもトラをモチーフしている。応援していたので始球式ができてうれしい」と笑みがこぼれた。 　ともに少年野球経験者。１週間前には２人でグラブを購入し約１時間練習を重ねた成果を発揮した。 　世界進出を続ける「Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎ」と昨季、日本一の阪神。分野は違えど、目指すものは変わらない。七五三掛は「日本一の虎にあやかりたい。僕たちは世界一をとる。お互い１位を取って虎を世界に広めます」と力強く宣言した。