「馬場代表は“裸の王様”」維新・猪瀬氏が猛批判 衆院選の引責辞任を要求 「吉村代表なら雰囲気変わる」
日本維新の会の猪瀬直樹参院幹事長が30日、FNNの単独取材に応じ、馬場代表について「負けを認めないのは弱論強弁だ。『王様は裸である』としか見えない」と痛烈に批判した。 衆院選で維新は、比例代表での得票が前回から約300万票近く減らし、公示前の43議席から38議席に後退した。 FNNの取材に猪瀬氏は、馬場代表に対して党の会合で直接「即辞任すべきだ」と求めたことを明かした。 猪瀬氏によると、馬場代表は「特別国会はすぐ迫っている。こんなときに辞められますか。国会のスケジュールを知らないんですか」といった反論をしたという。 こうした馬場氏の姿勢について、猪瀬氏は「負けを認めないのは弱論強弁だ。内側に圧力的な言い方をしても、外から見ると『王様は裸である』としか見えない」と痛烈に批判した。 さらに猪瀬氏は、共同代表を務める吉村大阪府知事の名前を挙げ、「彼が代表になった方が雰囲気が変わる。イメージチェンジを図って全国に訴えかけないと、(次も)惨敗する」と指摘し、「危機感が馬場代表だけにない。『王様は裸』だと早く気づかないと」と述べた。 衆院選の結果を巡っては、維新の結党メンバーである浅田参院会長も、「あれだけ負けたのに誰も責任を取らない」と述べ、馬場氏と藤田幹事長に直接、引責辞任を求めている。
フジテレビ,政治部