全員防災士のアナウンサーが伝える②危険と便利がわかる「防災散歩」をしてみよう!
RAB青森放送
県の「あおもり防災ウィーク」に合わせて今週は全員防災士のRABアナウンサーが総力を挙げて防災についてお伝えします。 2回目の今日は自宅から避難所まで実際に歩いてみる「防災散歩」です。 防災散歩をするときのポイントは3つです。 ①実際の避難と同じように非常持ち出し袋をもって移動してみましょう。 ②移動中は避難路に危険な場所はないか探しながら歩きましょう。 ③災害時は避難に時間がかかることを想定していつもよりゆっくり歩きましょう。 この3つのポイントに気をつけて、実際に防災散歩をしてみました。 ★青森放送 濱野壱清アナウンサー 「では実際にここ青森放送本社に住んでいると仮定して、避難所に指定されている佃小学校まで歩いてみましょう」 すこし歩くと… ★青森放送 濱野壱清アナウンサー 「見てくださいさっそく、マンホールを見つけました。マンホールは洪水時には水が噴き出したり、冠水時には蓋が外れて足を踏み外す危険があるので、注意しましょう」 避難する際はこんなことにも注意が必要です。 ★青森放送 濱野壱清アナウンサー 「ここで交差点にさしかかりました、停電が発生した際には、信号が止ってしまう恐れがありますので渡るときには気を付けましょう」 携帯電話の普及で減ったあの設置場所も確認しておきましょう。 ★青森放送 濱野壱清アナウンサー 「ちょうどここに公衆電話を見つけました。大規模な災害が発生し、携帯電話が繋がりにくくなったときは、公衆電話を使うようにしましょう。」 公衆電話は緊急時に電話が混み合い、通信規制が実施されても優先的に取り扱われます。 また電話回線から電力の供給を受けているので周囲が停電していても使用可能です。 災害伝言ダイヤル171を使えば、家族や大切な人に音声メッセージを残すことができます。 地震の際にはブロック塀が倒れてくる可能性があります。 避難中に大きな地震が襲ってくることもあるので注意しましょう。 ★青森放送 濱野壱清アナウンサー 「避難所に指定されている佃小学校に到着しました。ここまでおよそ800メートルの道のりでしたが、危険な物を確かめつつ非常用持ち出し袋の重さを感じながら歩くと、20分以上もかかりました」 実際に歩いてみなければ分からない発見もあります。 家族で避難所の場所を確認し防災散歩をしてみてはいかがでしょうか。