おひとりさまに必要な「生命保険」は?入りすぎて損をしないために…最低限必要な保障をチェック
おひとりさまは日々の生活や家計のやりくりをすべて1人で管理しなければいけません。 また、病気など万が一の場合に備えて適切な保険へ加入しておくことも重要です。では、おひとりさまが最低限入っておくべき保険とはどういうものでしょうか。 【円グラフ】入院時の自己負担費用、いくらかかった?治療費・入院費・差額ベッド代・交通費・日用品など…予想以上にかかる! 本記事では、おひとりさまに最低限必要な保障を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
高額な治療費に備える保障
おひとりさまに必要な保障1つ目は、高額な治療費に備える保障です。 病気やけがなどで長期入院が必要となった場合、治療には高額な費用がかかります。 日本には「高額療養費制度」があるため自己負担額には上限がありますが、入院時の差額ベッド代や食事代などは高額療養費制度の対象外です。 そのため、入院をすると予想以上にお金がかかることも多くあります。 生命保険文化センター「生活保障に関する調査 2022(令和4)年度」によると、過去5年間に入院し自己負担費用を支払った人の自己負担費用は以下のとおりです。 ●直近の入院時の自己負担費用 ・5万円未満 :9.4% ・5~10万円未満 :26.5% ・10~20万円未満 :33.7% ・20~30万円未満 :11.5% ・30~50万円未満 :10.1% ・50~100万円未満 :5.8% ・100万円以上 :3.0% ・平均 :19万8000円 平均の自己負担費用は19万8000円とかなり高額です。また、100万円以上の自己負担費用がかかっている人も3%います。 そのため、貯蓄が少なく高額な治療費を支払えない人は医療保険への加入がおすすめです。 また、多くの医療保険では保険の適用外となる先進医療を受けた際に高額な治療費を保障してくれる先進医療特約をつけることができます。 先進医療は治療費が数百万円に及ぶこともあるため、加入の際には先進医療特約の付帯も検討してみてください。