大谷翔平「捉えたつもりでしたけど」延長十回サヨナラ機で凡退 現状は「タイミングと距離の問題」
「ドジャース5-6カージナルス」(30日ドジャース) 大谷翔平選手は初回の第1打席で2試合ぶりの安打を放ちながらも、1点を追う延長十回2死満塁の好機で凡退。試合後、「捉えたつもりでしたけど」と唇を噛んだ。 【写真】サヨナラ機で凡退の大谷 思わず大きなため息 「どういう形でもいいのでまず同点。四球でも同点なので」という意識で打席に入った大谷。浮いた変化球を捉えたかと思ったが、打球は高々と舞い上がる遊飛に。「捉えたつもりでしたけど、ポップフライになってしまった」と悔しさをにじませた。 状態については「見え方は悪くないんですけど、タイミングと距離の問題」と分析。絶好球をファウルにしてしまうシーンも目立つなど、まだまだ本調子とは言えない。この日は山本由伸の本拠地デビュー戦だったが「雨の中難しい登板だったと思いますけど、冷静でしたし、すごくいいピッチングだったと思います」とたたえた大谷。最後はてるてる坊主について「僕ではないです」と笑いながら語るなど、気持ちを切り替えていた。