債券は下落か、インフレ期待高まり米長期金利が上昇-日銀オペは支え
(ブルームバーグ): 13日の債券相場は下落が予想されている。米国でミシガン大学発表のインフレ期待が前月から上がったことを受けて、長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行が行う国債買い入れは相場の支えになる。
米消費者センチメント急低下、インフレ期待上昇-ミシガン大調査
岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、日銀の利上げ観測が強い中、14日の5年債入札への警戒感もあり、やや軟調に推移するとみる。国債の買い入れ額は据え置きを見込んでおり、減額されればサプライズだとしている。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは0.9~0.92%(10日は0.905%で終了)、先物中心限月6月物は144円ちょうど~144円30銭(同144円26銭)。
先物夜間取引で6月物は10日の日中取引終値比8銭安の144円18銭で終えた。
日銀買い入れオペ
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(5月13日から債券市況は内容を拡充して配信します。午前の市場別動向に加え、午後からは株式・為替動向を追加した【日本市況】として国内の主要市場の動向を横断的に配信する予定です。ご不明な点やご質問等がある場合はihazama@bloomberg.netまでご連絡ください)
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Masahiro Hidaka