「カッコー」と鳴くカラスが出現 専門家『異変が起きた説』小学生『信号機のマネ説』など論争勃発 いったい真実は?【動画あり】
さらに取材を進めていくと、新たな証言が。近くに住む小学1年生の三浦惟桜さん。この通りで、繰り返しこのカラスを目撃しています。 三浦惟桜さん(小1): 「あそこに信号、あっちにもあるからそれのマネ!(をしている)」 ■小学生は「信号機のマネ」説 三浦さんが指さしたものは歩行者用信号機。信号の音は「ピッ、ポッ」と聞こえます。信号機のマネ説、登場です。 変わった鳴き方をするカラスが目撃された場所は、信号機のある交差点から100mほどのところです。さらに、三浦さんの母親が撮影したカラスが鳴いている動画を見せてもらいました。 動画の音声: 「カッコウ、オエ、オエッ」 確かに信号の音をまねしているようにも見えますし、のどが詰まっているようにも聞こえます。 三浦惟桜さん(小1): 「3羽いて、1羽がリーダーで、カッコー、カッコーって本当にそっくりに鳴いて、2・3羽目がカッコーとかアホウアホウと鳴く」 太田さんも鳴きマネの可能性について話をしていました。 ■「猫の鳴き声」「ホケキョ」と鳴くカラス?謎は深まるばかり… 宮城県森林インストラクター 太田吉厚さん: 「街の中、横断歩道の音でカッコウの声に似せた音を流しているのでまねをする可能性も無きにしもあらずだが、ちょっと今の鳴き声は違う気がする。実際に会って声を聴いてみたいですね」 果たして「喉の異変」なのか「信号機の鳴きマネ」なのか、真相は本人のみぞ知るところですが、きっと「カラスの勝手でしょ」と応えてくるにちがいありません。 ところで、取材を進めていくうちに気になる声も聞かれました 住民: 「ネコの鳴き声みたいなのもする。あれ、いまのなに?ネコ?それともカラス?」「ホケキョとか、なんて言ったらいいかな。言葉にするとわからないけど、カラスではないような声で鳴くんです」 私たちの身近にいるカラスこの謎多きカラスの声からまだまだ耳が離せません。 太田さんによりますと、カラスは学習能力が高い鳥なので、身近で何度も聞いた音を真似したりすることはあるそうです。また、喉などの状態によっても鳴き声が変わることもあり、理由はいろいろのようです。取材した記者は、10日程通って、30時間程も現地にいたそうですが、遭遇できたのは1回だけ。声を聞くことができたら、それだけでもラッキーかもしれませんね。まだまだほかの地区にも変わったカラスがいるかもしれません。
東北放送
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