佐々木朗希 米誌が移籍先候補にフィリーズ「どれだけフィットするかアピール」
1933年の創刊から主に社会情勢や政治問題を取り上げてきた米ニューズウィーク誌(電子版)も、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)の動向に注目。フィリーズを候補に挙げた。 フィリーズは勝率2位でポストシーズンに進むも、地区シリーズでメッツに1勝3敗で敗退している。38本塁打、104打点のシュワバー、30発、87打点のハーパー、リーグ4位の打率2割9分5厘のターナー、リーグ2位の44二塁打のボームらが並ぶ打線は強力。一時は球団のパワーランキングでトップだった。 同誌は補強ポイントに「フィリーズがアップグレードを目指すポジションと言えば、間違いなく先発ローテーション」を挙げるとこう続けた。 「(ホワイトソックスの)ギャレット・クロシェット(をトレードで獲得すること)や(ブレーブスからFA)マックス・フリードのような堅実なオプションもあるが、フィリーズが獲得すべき最高の選手は大リーグでプレーしたことがない。国際FAの佐々木朗希だ」 しかしながら、「佐々木がフィリーズのロースターにとって大きな戦力アップになることは確実だろうが、現状は30球団が彼を追いかけており、(マイナー契約になるので)どこも(資金的な)余裕がある」と指摘。よって「フィリーズには(ノラ、スアレスら)3人のオールスター先発投手を組織内で育成してきた長い実績がある。フィリーズがどれだけ佐々木にとってフィットするかをアピールする必要がある」と強調した。
東スポWEB