「死ぬ気で投げました」広島の九里亜蓮が130球の力投で完封勝利 新井監督とのやりとりも明かす
◇プロ野球セ・パ交流戦 広島5-0西武(13日、ベルーナドーム) 広島・九里亜蓮投手が130球の力投で完封勝利。今季3勝目をあげました。 【画像】ロッテ戦でノーヒットノーランを達成し仲間から祝福される広島の大瀬良大地投手 西武打線に3塁を踏ませないピッチングで、9回、130球、被安打2、奪三振6、与四球2、無失点の力投を披露した九里投手。 試合後、ヒーローインタビューに呼ばれると、「初回に球数を多く使ってしまったので、なんとか2回からはテンポよく投げようと思って、なんとか先に点を与えないように投げてました」とこの日の投球を振り返りました。 さらに、完投までの経緯を聞かれると「8回終わったときに監督さんに『どうする?』って聞かれて」と新井貴浩監督とのやりとりがあったことを明かし「『行かしてください!』と言ったので、死ぬ気で抑えるつもりで、マウンドに上がりました」と、明かしました。 球場に集まったファンからは力投をたたえる大きな声援が。九里投手も頭を下げ、声援に応えました。