「アーセナルにとって完璧」 ドウグラス・ルイスを夏に獲得すべき理由
コリモア氏も推薦
現在プレミアリーグ3位と、今季も優勝争いに絡んでいるアーセナル。しかしマンチェスター・シティ、リヴァプールという強大なライバルたちに比べ、やや見劣りする部分があるのも確かで、中盤3列目の選手層はその1つかもしれない。 デクラン・ライスというリーグ屈指のボランチを擁してはいるが、同じくリーグ屈指の実力者であるトーマス・パルティは負傷が続いており、今季は満足に稼働できていない。ジョルジーニョは第23節リヴァプール戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、来季に向けた契約延長も期待されているが、もう32歳のベテランであり長期的な中盤の解決策とはならないだろう。つまり、今夏の補強が必須のポジションだ。 そんなアーセナルにとって、たびたび噂にあがるアストン・ヴィラMFドウグラス・ルイスは絶好のターゲットだ。リヴァプールやアストン・ヴィラなどで活躍したスタン・コリモア氏は、このMFがアーセナルにとって完璧にフィットする理由を語っている。英『football.london』が伝えた。 「ドウグラスは、最終的にヴィラから移籍する可能性のある選手だと思う。アーセナルへの移籍の可能性が浮上していることは知っているし、アーセナルにぴったりだと思うよ」 「彼はとても上手くボールを保持できる。落ち着いていて、物事を急がずにボールを扱う素晴らしい能力を持っている。彼がデクラン・ライスやマルティン・ウーデゴーと並ぶ中盤にシームレスに溶け込むだろうということはわかるよ。彼はアーセナルにとって完璧な選手だろう」 コリモア氏は、ドウグラスの冷静にボールを落ち着かせる能力を高く評価しているようだ。まだ25歳と将来性もあり、トーマスやジョルジーニョが稼働率という点で不安があることを考えても有効な補強といえる。 果たしてアーセナルは今夏にドウグラスを獲得するのか、動向に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部