IBF世界王者・重岡銀次朗 7・28滋賀で指名試合か「強さを証明したい」
ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで行われた「すみだボクシング祭り」に、日本バンタム級王者の富施郁哉(ワタナベ)と出演後、取材に応じた。 銀次朗は3月31日に名古屋で2度目の防衛に成功。3度目の防衛戦は、6月23日から7月28日に開催が延期された、亀田興毅氏がプロモートする「3150FIGHT」の滋賀ダイハツアリーナ大会で行われることが濃厚だ。 1位で元王者のペドロ・タドゥラン(フィリピン)との指名試合となる見込みで、銀次朗は「「7月まで伸ばしてくれたので、しっかり作りたい。サウスポーは久しぶりなので、これからサウスポーの外国人とか呼んで、まず慣れるところから。かなりしぶとい相手だと思うので、こういうところで格の差を見せて、重岡兄弟がどれだけ強いか分かっていないヤツが多いと思うので、強さを証明したい」と意気込んだ。 富施は7月18日に後楽園ホールで行われる初防衛戦で、昨年5月20日に7回TKOで敗れている増田陸(帝拳)を迎え撃つことが3日前に発表されたばかり。増田の存在を「ずっと意識していた」といい、「勝って来年も(すみだボクシング祭りに)来られるように頑張りたい」とリベンジ防衛を誓っていた。