国内女子ツアー開幕戦で新作パターを発見!「ダイキンオーキッドレディス」現地リポート
いよいよ国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」で開幕する。メディアの入場が開始された2月27日火曜日の練習日に早速お披露目された新しいパターをリポート。
みんなのゴルフダイジェスト特派記者のプロゴルファー中村修です。例年通り選手やメーカー、LPGAの関係者に今年もよろしくお願いしますと挨拶をかわし、長いシーズンが開幕します。十人十色のオフを過ごして来た選手たちの顔を見ると、ワクワクと不安が半分半分といったところでしょうか。 6年ぶりにツアー復帰する森田理香子選手や23年のプロテスト合格からQTを突破しデビューする髙木優奈、小西瑞穂、シード権復活をかけてQTを勝ち上がって来た小倉彩愛、河本結、大里桃子など見どころ満載の開幕戦になっています。 選手については別の記事で触れるとして、練習グリーンでは新作のパターを発見したのでリポートします。
まずはオデッセイから三角ネックのトライビームにAIフェースを搭載した「Ai-ONEトライビーム」。芯を外してヒットした際のボール初速の落ち込みをカバーしてくれるAi-ONEフェースに、左右のブレをカバーしてくれるトライビーム構造を合体させたモデル。 三角形のトライビーム部分は肉抜きされているので、通常のホーゼルと同等の重量であることも違和感なく使用感に一役買っています。
フェースはチタンフェースの「Ai-ONEミルドインサート」が5モデル、ウレタン素材の「Ai-ONEインサート」が8モデルがラインナップされるといいます。まさに下ろしたての新作で選手のテストはこれからになるとのこと。
初速の落ち込みをカバーするフェースインサートは縦距離を、三角構造のトライビームは芯を外してヒットした際の左右のブレを最小限にするということで、すぐにでも転がしてみたくなるモデルでした。恐らく4月ごろには発売されるのではないでしょうか。 個人的にはツノ型にトライビーム構造のクランクネックを搭載したモデルが気になります。方向性の取りやすいヘッド形状にシャフト半分のオフセットでつかまりも良さそうなモデルでした。