駅構内の催事スペースで「お団子」を売っているのを見つけました。「入場券」を買わなくても買いに行くことはできますか?
表はJR東日本「きっぷあれこれ 入場券」を基に筆者作成 なお、JRの場合は一部のエリアを除き、入場券の「発売時刻」から2時間を経過するごとに追加料金が発生します。できるだけ長く買い物をしたい方は、改札内へ入る直前に入場券を購入するとよいでしょう。
JR東日本の駅構内に入る便利な方法
JR東日本のSuicaエリア内の駅では、2021年から交通系ICカードを入場券の代わりに使えるサービス「タッチでエキナカ」が始まりました。自動改札機にタッチして2時間以内に入出場すると、自動的にサービスが適用され、チャージ残額から入場券相当分の150円(子どもは70円)が差し引かれます。 入場券を購入する手間が省けるため、スムーズに駅構内での買い物を楽しめるでしょう。タッチした時間がそのまま計測されるので、発売時刻を気にする必要もありません。SuicaだけでなくPASMOやKitaca、TOICAなど、全国相互利用対象の交通系ICカードが使える点も便利です。 ただし、新幹線の改札はサービス対象外です。したがって、タッチでエキナカが利用できる駅でも、新幹線の改札内まで行きたい場合には入場券を購入する必要があります。また、入場してから2時間が過ぎてしまうと、自動改札機からは出場できず、駅の窓口で超過時間分を含めた料金を精算しなければなりません。
ルールを守って駅構内での買い物を楽しみましょう
「駅構内の催事スペースへお団子を買いに行きたい」と思ったら、入場券を購入するのが原則です。具体的なルールは鉄道会社やエリアなどによって異なるため、疑問や不安がある方は事前に駅の窓口で問い合わせてみましょう。 JR東日本のSuicaエリア内であれば、タッチでエキナカを利用して手間なく入出場することも可能です。便利なサービスを活用しながら、ルールを守って改札内での買い物を楽しんでください。 出典 JR東日本 きっぷあれこれ 入場券 JR東日本 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用 JR東日本 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の開始について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部