【大学野球】15日に明治神宮野球大会が開幕 ドラフトで指名された選手は誰がいる?
11月15日から20日にかけて『第54回 明治神宮野球大会』が開催される。大学の部では先月行われたプロ野球ドラフト会議で指名を受けた選手たちの学校も出場する。 18年ぶり7回目の出場となる青山学院大(東都大学野球連盟代表)には、阪神ドラフト1位・下村海翔投手、広島ドラフト1位・常廣羽也斗投手、楽天ドラフト6位・中島大輔外野手の3人。 大会初日に行われる大阪商業大(関東五連盟第二代表)と日本文理大(九州三連盟)の勝者が青山学院大と2回戦で対戦する。大阪商業大には、広島からドラフト2位指名を受けた高太一投手、西武から2位指名を受けた上田大河投手がいる。大阪商業大が1回戦に勝利すれば、青山学院大とかなり注目度の高い2回戦となりそうだ。 上武大(関東五連盟第一代表)には日本ハムからドラフト2位指名を受けた進藤勇也捕手がいる。上武大は2回戦で富士大と対戦し勝利すれば、青山学院大、大阪商業大のどちらかが準決勝に駒を進むと決勝進出をかけて戦うことになる。 慶應大(東京六大学野球連盟代表)には、ソフトバンクからドラフト3位指名を受けた廣瀬隆太内野手がいる。 ちなみに直近10年ではプロ入り前後の神宮大会を制した選手は13年の亜細亜大・九里亜蓮(現広島)、嶺井博希(現ソフトバンク)、16年の明治大には柳裕也(現中日)、星知弥(現ヤクルト)、佐野恵太(現DeNA)ら、19年の慶応大には郡司裕也(現日本ハム)、柳町達(現ソフトバンク)などがおり、去年神宮大会を制した明治大には、昨年のドラフトで中日から2位指名を受けた村松開人がいた。今年の明治神宮野球大会にはどんなドラマが生まれるか注目だ。 ▼ 神宮大会に出場するドラフト指名選手 【阪神】 1位 投手 下村海翔(青山学院大) 【広島】 1位 投手 常廣羽也斗(青山学院大) 2位 投手 高 太一(大阪商業大) 【ソフトバンク】 3位 内野手 廣瀬隆太(慶応大) 【楽天】 6位 外野手 中島大輔(青山学院大) 【西武】 2位 投手 上田大河(大阪商業大) 【日本ハム】 2位 捕手 進藤勇也(上武大) ◆ 直近10年でプロ入り前最後の神宮大会を制した選手 ※社会人経由を含まない 【2013年】 ・亜細亜大 九里亜蓮(広島/D2位) 嶺井博希(DeNA/D3位) 【2014年】 ・駒沢大 江越大賀(阪神/D3位) 【2015年】 ・亜細亜大 板山祐太郎(阪神/D6位) 【2016年】 ・明治大 柳裕也(中日/D1位) 星知弥(ヤクルト/D2位) 佐野恵太(DeNA/D9位) 中道勝士(オリックス / 育成5位) 【2017年】 ・日本体育大 なし 【2018年】 ・立正大 伊藤裕季也(DeNA/D2位) 小郷裕哉(楽天/D7位) 【2019年】 ・慶応大 津留﨑大成(楽天/2位) 郡司裕也(中日/4位) 柳町 達(ソフトバンク/5位) 植田将太(ロッテ/育成2位) 【2020年】 中止 【2021年】 ・中央学院大 なし 【2022年】 ・明治大 村松開人(中日/D2位)
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