【バレー】高橋藍、7月からVリーグ1部サントリーと契約 28日に会見予定
バレーボール男子Vリーグ1部所属のサントリーサンバーズは20日、日本代表アウトサイドヒッターの高橋藍(22)と24年7月より選手契約を結ぶことを発表した。 高橋は日体大在学中の東京五輪後にイタリアリーグ1部に参戦。同リーグ3季目の23-24年シーズンは、モンツァの中心選手として準優勝に貢献していた。サントリーには兄の塁が所属しており、兄弟でのプレーが実現することになりそうだ。現在はパリ五輪でのメダル獲得を見据え、前哨戦となるネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第2週福岡大会(6月4~9日、北九州市・西日本国際展示場)からの出場をめどにB代表で調整を続けている。 サントリーはこの件に関し、28日に会見予定。「『大阪から世界へ挑み続ける』というミッションの下、今後もさらなる成長を目指します」とした。世界最高峰リーグの実現を目指して今秋に新設されるSVリーグで、名実ともに“日本の顔”となる。 ◆高橋藍(たかはし・らん)2001年(平13)9月2日、京都市生まれ。小2で競技を始め、蜂ケ岡中から東山高へ進学。3年時の20年に全日本高校選手権(春高バレー)を制し、最優秀選手賞を獲得した。同2月に日本代表登録メンバーに初選出。日体大に進学し、21年東京五輪を経てイタリアリーグに挑戦。今季からモンツァに加入。母方の祖父は米国人。188センチのアウトサイドヒッター。