「僕の憤りは誰もが知っている」 バロンドール候補外のロドリゴ、驚き隠さず 「値したと思う」
レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスが悔しさをあらわにした。 4日、フランス・フットボールは2023-24シーズンのバロンドール候補30名を発表。マドリーからはイングランド代表MFジュード・ベリンガム、元ドイツ代表MFトニ・クロース、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの最多6選手がノミネートされた。 ブラジル代表でチームメイトのFWネイマール(アル・ヒラル)はロドリゴの選外を受け、「最低でも世界トップ5に入る。クラックだ」とインスタグラムのストーリーに投稿。ラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の2冠獲得に貢献した23歳を支持した。 そんななか、ロドリゴは『ESPN』のインタビューに対応。自らも選外について語り、ショックだったと明かしている。 「動揺したし、僕はそれに値したと思う。選ばれた選手たちを軽視するつもりはないけど、僕も30人のうちの1人になると思っていた。驚きだった… でも僕にできることはあまりない。こういうことを決める立場にはないからね」 また、最近のSNSの投稿についてもコメント。マドリーでトロフィーを掲げる自身の写真に、笑っている絵文字を添えていたが、選外を揶揄する意図があったと認めた。 「少し皮肉るような投稿をしてしまった。今となっては言うべきことはあまりない。僕の憤りは誰もが知っている。代表でもレアル・マドリーでも、皆が僕を擁護してくれた。いろんな人がメッセージをくれた」 さらに、ピッチ上における自身の役割にも触れたロドリゴ。前線のどこでもこなせるユーティリティ性が真価を発揮する妨げになっているとも感じているようだ。 「僕はたいてい、空いたポジションをただ埋めているだけだ」 「誰かが足りない? そこにロドリゴを入れる。右サイドに誰もいない? ロドリゴだ。9番がいない? ロドリゴ。それだけだ。僕の歩む道に少し支障が出ているかもしれないけど、僕はチームプレーヤーだ」
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