創業は鎌倉時代 世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の“何世紀も愛される癒しの芸術”がスキンケアに
何世紀以上も愛される“癒しの芸術”ローズウォーター
800年以上もの歴史を持つ「SMN」のベストセラーの一つといえば、ローズウォーターだ。ダマスクローズが上品かつフレッシュに香るローズウォーターは、私自身、長年愛用するローションの一つ。使用感はさっぱり、肌を引き締め、潤いを与えてくれる。とにかく、さりげなく香るバラの香りが素晴らしい。ボトルも、ドレッサーに置いておきたくなるような素敵な佇まいだ。ローズウォーターが誕生したのは、1381年。ペストが猛威を振るう中、修道士たちがバラの花びらから精製した蒸留水を病んだ人々へ与えたのが起源だ。慈愛の精神に満ちた修道士たちによる“癒しの芸術”がローズウォーターのルーツになった。
ダマスクローズの香りが日々のスキンケアを特別なものに
長年愛されているローズウォーターのスキンケアライン“アクア ディ ローズ”が5月に誕生した。多くのファンからの「ローズの香りでスキンケアを完結したい」という声から、ミセラーウォーター(メイク落とし)、クレンジングジェル(洗顔)、セラム(美容液)、ジェルクリーム(モイスチャライザー)、クリーム(モイスチャライザー)の5種類が登場。これらにはダマスクローズ蒸留水が配合されており、セラムとモイスチャライザー2種類にはナイアシンアミド(B3)が配合されている。どれもローズウォーター同様、さっぱりした着け心地で、肌馴染みがよく、使用後は肌がしっとり、ふっくら。明るくなったような気がする。人によって好みは違うと思うが、私にとって毎日使うスキンケアで重要なのは使用感と香り。“アクア ディ ローズ”は、軽くさっぱりした使用感で、今の季節にぴったり。ダマスクローズの高貴な香りが優雅な時間を約束する。洗顔後は、セラムとジェルクリーム、またはクリームをつければスキンケアが完了。このように、シンプルなステップも私好みだ。もう少し、ちゃんとケアした方がいいと思いながらも、日々のスキンケアは簡単な方がいい。使用感と香りに加え、パッケージも使う楽しみの一つ。毎日のルーティンをちょっと特別なものにしてくれそうだ。