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　豪政府統計局（ＡＢＳ）が６日に発表した４月の貿易収支（季節調整値、物品対象）は、65億4,800万豪ドル（約6,800億円）の黒字となった。輸出入ともに減少したが、前月の貿易黒字48億4,100万豪ドルからは黒字幅が拡大した。【ＮＮＡオーストラリア編集部】 　輸出額は433億2,000万豪ドルと前月比2.5％減少し、輸入額は367億7,200万豪ドルと7.2％減少した。 　輸出額の内訳は、農産物が3.9％減の54億800万豪ドルとなり、非農産物は3.2％減の349億4,400万豪ドルだった。 　非農産物の輸出の内訳は、◇金属鉱石・鉱物：135億5,400万豪ドル（4.3％減）◇石炭・コークス・豆炭：73億3,100万豪ドル（４％減）◇その他鉱物燃料：73億5,000万豪ドル（4.9％減）◇機械：12億6,400万豪ドル（2.1％増）――などとなった。 　非通貨用金製品は29億7,900万豪ドル（9.2％増）だった。 　資源・エネルギーのうち、ユニット当たりの輸出額は、塊状鉄鉱石が前月比6.1％減、原料炭が4.7％減、液化天然ガス（ＬＮＧ）が1.1％減だった。 　日本向けの主要資源の輸出額（オリジナル値）の増減は、◇塊状鉄鉱石：7.6％増◇粉状鉄鉱石：11.9％増◇非微粘炭：2.4％増◇一般炭：5.2％増――だった。原料炭については日本向け輸出額の記載はなかった。 　■中間財は9.6％減 　輸入の内訳は、◇消費財：117億9,200万豪ドル（5.4％減）◇資本財：89億9,900万豪ドル（5.8％減）◇中間財など：153億5,600万豪ドル（9.6％減）――となった。