タイの産業景況感、11月は8カ月ぶり高水準 観光・輸出好調で
[バンコク 18日 ロイター] - タイ工業連盟(FTI)が18日発表した11月の産業景況感調査は、業況判断指数が91.4と8カ月ぶり高水準となった。成長の主要な原動力である輸出と観光に支えられ、2カ月連続の上昇となった。前月は89.1だった。 年末受注と政府支出も景況感を押し上げた。また、政府の経済対策が2025年第1・四半期経済を支えると見込まれている。 しかし、3カ月先の景況感を示す指数は96.7と前月の98.4から低下した。米国の貿易政策、地政学的問題、最低賃金を400バーツ(11.70ドル)に引き上げる政府計画を巡る懸念が押し下げたという。