山火事続く米ロサンゼルスで火事場泥棒や放火相次ぐ、10人を起訴
米ロサンゼルス郡地方検事局は13日、大規模な山火事のさなかに発生した火事場泥棒と放火に関与したとして合わせて10人を起訴したと発表した。放火は、山火事の発生とは直接関係ないという。 当局は、火事場泥棒のうち1件を捉えたとする監視カメラ映像を公開した。検察によると被害総額は20万ドル(約3150万円)に及ぶという。起訴された1人マートレル・ピープルズ被告には、重罪の再犯者に対して厳しい刑罰を科すカリフォルニア州の「三振法」に基づき、終身刑が科せられる可能性があるという。 当局はまた、禁止命令にもかかわらず火災現場でドローンを飛ばしていた人々に対する追及も行う構えだ。先週消火活動にあたっていた航空機1機に対してドローンが衝突し、飛行できなくなるというとトラブルが起きていた。