町田の元日本代表DF昌子源、6シーズンぶりのゴールに「やっぱり欲しくなる」
◆YBCルヴァン杯▽プレーオフラウンド第2戦 町田2―2C大阪(9日・町田GIONスタジアム) 満面に笑みを浮かべ、チームメートのもとへ走った。1―0の前半21分。昌子は、CKからDF望月ヘンリー海輝がヘッドで流したボールをねじ込んだ。「(当たったのは左)すねか膝。どこでもいいから当たってくれぐらいの感覚で。入ってよかったです」。鹿島時代の2018年11月24日、仙台戦(3〇0)以来6年シーズンぶりとなる公式戦ゴールに、頬が緩んだ。 18年ロシアW杯に日本代表として出場したが、19年のフランス移籍以降は負傷などもあり、苦しんだ。今季、復活をかけて鹿島から町田に加入。4月21日のJ1・FC東京戦(2〇1)で今季初のフル出場を果たすと、リーグ戦は9試合連続でフル出場を続け、昇格初年度でJ1首位を走るチームの快進撃を支えている。町田で決めた初ゴールを「選手もみんな寄ってきてくれましたし、素直に嬉しかった」とかみしめた。 チームはルヴァン杯で初の8強入りを決め、「町田にまた歴史を作れた」と明かした。ただ、2点リードを追いつかれた試合について「今日だけでいうと勝ててない。2―0だったら勝ちゲームに持っていくのが理想。(今日は)反省の方が多い」と引き締めることも忘れなかった。
報知新聞社