「BEAMS JAPAN」と「一畑電車」がタッグ組み「ほろ酔い」イベント 出雲の食と文化の魅力発信
山陰中央テレビ
一畑電車の出雲大社前駅周辺で23日、一風変わったイベントが開かれました。企画したのは、出雲大社の神門通りに店を構える人気セレクトショップ「ビームスジャパン」。新たな試みで出雲の文化を発信します。 11月23日の一畑電車・出雲大社前駅では、地元の飲食店などが出雲の食や文化に触れるブースを出店し、多くの観光客で賑わっていました。その中でもひと際盛り上がっていたのは…。 松尾直明記者: 一畑電車の車内で開かれているのは、お酒が飲めるイベントです。 駅のホームに停車した電車の中です。車内のビールサーバーから注がれるのは、出雲生まれのクラフトビール。熱燗で楽しめる地酒も提供されました。 イベント参加者: 最高です。暖かい中、ビール!スッキリ、サッパリ、美味しいです! ホームでは、鮎の塩焼きや熱々のおでんの販売も。電車を含め、駅全体をイベントスペースとしてフル活用します。 このイベントは、出雲大社の神門通りに店を構えるセレクトショップ「ビームスジャパン」が企画しました。この店は、地元の企業や作家とのコラボ商品を開発・販売し、出雲の文化の発信拠点となっています。今回のイベントも一畑電車をはじめ、県内の飲食店や職人など県内の14の事業者と連携し、出雲の新たな魅力を観光客に伝える狙いで開催しました。 ビームスクリエイティブ・鈴木春幸部長: BEAMS JAPANと地域の皆さんと企画したものが、いっぱいお客さんが来てくれて、すごく笑顔が出ていたのでものすごく嬉しい。 ビームスジャパンの地域貢献の思いに応えて、一畑電車も全面協力。このイベントが、新たな乗客獲得につながることに期待しています。 (普段は一畑電車に乗る?) 女性客: そんなに乗ることないね。 男性客: ない。 女性客: 電車は乗ることない。 男性客: だけど、こういうイベントがあると乗りたいなと思う。 一畑電車・野津昌巳営業部長: 通常の公共交通の意味合いは必要だが、そうではない側面で皆様が集える場所という所で、駅が新たなものになれば。このような形のイベントが継続できれば。 ビームスジャパンは、2025年1月下旬にも第2弾を開催する予定です。
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