群島内4高校で揮毫大会 大島地区総文祭に合わせ 奄美市
鹿児島県奄美群島内高校の書道部らの揮毫(きごう)大会(県高校文化連盟大島支部主催)が30日、奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。大島、奄美、古仁屋、沖永良部の4校から生徒30人が参加し、書の美しさを競った。 大会は個人戦。生徒たちは古典を書写する臨書部門と、漢詩や和歌を題材にした創作部門のいずれかの課題を選択し、真剣な表情で作品に向き合った。 審査は各校の顧問や指導担当教諭が行い、「墨量が多く迫力を感じる作品が多数あった。白と黒のバランスもよく、余白の美しさが際立っていた。今後も切磋琢磨しながら作品づくりに取り組んでほしい」と講評した。 参加した古仁屋高校の生徒は「初めて大会に参加した。いつもは部員2人だけなので大勢で書くのは緊張したけど、集中して取り組めた」と話していた。 生徒たちの作品は31日から同ホールで開幕する第33回大島地区高校総合文化祭(同支部主催)で展示される。