【意味わかる?】「ケーキ屋で働いていて、100歳のバースデーケーキの予約が当日キャンセルになった。なぜか?」を超えるブラックジョーク・ベスト1
「ケーキ屋で働いていて、100歳のバースデーケーキの予約が当日キャンセルになった。なぜか?」を超えるブラックジョークは…。 そう語るのは、毎日欠かさず大喜利のお題を出題してきた「坊主」氏だ。いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/種岡 健) 【この記事の画像を見る】 ● 「恐怖」と「笑い」は紙一重 芸人さんのネタでも「客が引く」という場面を見かけると思います。 これは、「恐怖」と「笑い」が紙一重だから起こります。 ホラー映画を見に行ったら、作りが粗すぎてまったく怖くないことがあります。 すると、脳内で「そんなこと起こらないよ!」「ぜんぜん怖くないよ!」と、ツッコミが止まらなくなり、笑いが我慢できなくなります。 お葬式で笑いが我慢できなくなる原理と同じですね。 「死」を感じさせる、秀逸な大喜利の回答があります。 〈お題〉 「ケーキ屋で働いてる人しかわからないこと」選手権 〈最優秀賞〉 100歳のバースデーケーキの予約が、 当日キャンセルになった この回答は、すべてを言い切っていないところが評価が高いです。 「死」を想像させているわけですが、それを言い切っていない。 これで伝わらない人に、わざわざ説明する必要はないですからね。 これを超えるブラックジョークもあります。 「ウチの男子校の校則は厳しいんです。なぜなら……。掘ったら退学、掘られたら停学だから」 これは、本当にある学校の話だそうですが、真偽は定かではありません。 「厳しい校則」という話で緊張感を出して、「掘る・掘らない(意味がわからない人は調べてください)」の話題でオチをつける。 こうしたテクニックを身につけましょう。 (本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)
坊主