観月ありさ 16歳で共演した超大物俳優は「心の師匠」 「若気の至り」思い出も告白「怖い、怖いとか…」
女優の観月ありさ(48)が28日放送のNHK「土スタ」(土曜後1・50)にVTR出演。俳優の中井貴一(63)との関わりを明かした。 【写真あり】中井貴一 昔の給料事情を明かす「封筒に現金入れて渡される」封筒は現在も保管「使わずに取っておいた」 観月は来年1月5日スタートのBS時代劇「雲霧仁左衛門ファイナル」で中井と共演。札差ナンバー2の三国屋おりょうを演じている。中井との共演は「31年ぶりかな」と打ち明けた。 「私が16歳の時、『じゃじゃ馬ならし』という月曜9時のドラマで最初共演させていただいていて」と回顧すると、「お芝居の経験もそんなになく、なのに急に主演をやらされたものでしたから、どうしていいか分からない。現場でもどういうふうにしていいのか分からないみたいな。そんな幼い頃から貴一さんにはお世話になっていて」と関係を語った。 「だから私の中での心の師匠なんです」と明言し、「師匠でもあり、本当に親戚のお兄ちゃんみたいなそんな気持ちもあって」と観月。「なのでなんだか悪女の役として久しぶりにお仕事をするというのが、ちょっと気恥ずかしいような。そんな気もしながら。でも私の成長も見ていただきたいなと思って一生懸命やらせてもらったんですけど」と目を細めた。 中井との若い頃の思い出を聞かれると、「笑っちゃうようなエピソードが多すぎて。私も若気の至りと言いますか」と観月。「なんか自分の報告をしに電話とかしてたんですよ。学校卒業したんだ、とか」とぶっちゃけた。 さらに観月が運転免許証を取った時には、お祝いで食事をしたと言い、「“運転する?”って言って、貴一さんの車を運転させてもらったことがありましたね」と回顧。 「普段教習所で乗っている車に慣れているので、貴一さんの車の方が豪華ですし大きいじゃないですか、車幅とかが分からなくて、貴一さんが教官のように助手席に座って“はい右、まっすぐ”とかって言ってくれて」「“怖い、怖い、怖い、怖い”とか、“車間距離詰めすぎ”とか言われて。ああなんか凄い無茶をしたなあって」と苦笑した。「でも今となってはそういうのも凄くいい思い出だなっていうふうに思いますね」と続けた。 観月が初舞台をやる際には、中井に楽屋のれんを作ってもらったこともあるという。「貴一さんは字もお上手なので、のれんに書いてある“観月ありささん江”とか、“中井貴一より”とかいう字も貴一さんが書いてくださった字なんですよね」と語り、「なのでずっと大切に使わせていただいてます」と感謝した。 スタジオでVTRを見た中井は、当時の観月の運転について「全然怖いじゃないですか。初めての運転の横に乗ったわけですから。もう本当に教官の気持ちが分かりましたよ。初めて人のハンドルをこうやって持ちました。なるべく歩行者のいない所と、対向車がこない道を選んでやったんですけど、その思い出はありますね」と話して笑わせた。