「撮影したモデルとほぼベッドイン」写真家・加納典明に聞いた“都市伝説の真偽”と今後の野望
最盛期の年収は5億円、経費は月に4000万円!
多岐にわたる活躍の中でも、テレビタレントとしての印象が強い人も多いのではないだろうか。目力の強い顔に“典明節”ともいえる怖いもの知らずなキャラクターに人気は集まった。 そんなマルチな活躍で全盛期の年収は、なんと5億円! 月の経費は4000万円にも上ったという。 「撮影機材はなんでも持ってたし、車は50台くらい乗ってたかな。バイクも好きで30台くらいは買ったと思うよ」 と、平然と言う。 写真家の仕事は、やはり女性タレントの印象が強く「撮影した女性とはほぼベッドインした」という都市伝説もあるほどだが、真相は? 「それは全部じゃないよ。山口百恵にはもう三浦友和がいたからさ(笑)。 自慢話はしたくないけど、女の人でダメだったことはないね。撮影してると相手が感じてきちゃって、なんかの拍子にフッとしがみついてきたりしてね。 俺が“終わってからにしよう”って言うのはまあまああったかな」 持ち前の男性的なキャラクターと、常軌を逸した羽振りのよさに関するエピソードはたくさんあるという。 「とにかく女性に金は使ったね。あるとき、付き合ってた人が“加納さん、お金が必要だから貸してほしい”って、いくらか聞いたら800万円だっていうから出してやったりさ。 もちろん返してもらってないよ。俺は金にこだわる人間じゃないし、あるもんを出してやっただけだから」 女性と常に“本気”で対峙してきた氏の匂い立つようなエロスを表現した写真は、世間に衝撃を与え続けてきた。 『典明』=ヘアヌードの代名詞のようになっていた時代もあるほどで、自身の名を冠した雑誌『月刊ザ・テンメイ』の総集編である写真集『きクぜ!』は“わいせつ物”と物議を醸したこともあった。 「俺は時代に同調するというよりは、常にケンカをしてた。反社会とまでは言わないけど、反時代というか。常に問題提起をする側でいたいと思う」