日本維新の会、斎藤知事に辞職と出直し選申し入れへ 藤田幹事長「県民の信を問うのが許された手段」
兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤元彦知事らを告発した文書を巡る一連の問題で、日本維新の会の藤田文武幹事長が９日午後、国会内で会見し、同日に斎藤知事に辞職と出直し選を求める方針を明らかにした。 【図解】県内首長ら「あれでは人間関係築けない」 市町アンケート 辞職要求の理由について、藤田幹事長は「県議会調査特別委員会（百条委員会）で一定のパワハラなどの事実が浮き彫りになってきている。県政の停滞を招いており、辞職して県民の信を問うのが政治家に許された手段」などと説明。「もっと早く知事に辞職を求めるべき、判断が遅いなどの批判は受け止める」と語った。 兵庫県議会（定数８６）で第２会派の維新の会県議団（２１人）と週末に協議し、決めたという。県議団が同日午後にも、県側に申し入れをする。（末永陽子）
