【女子ゴルフ】日本ツアー初参戦の畑岡奈紗、前半は我慢のゴルフでパープレーが「後半の3バーディーにつながった」
◇20日 女子ゴルフ マスターズGCレディース最終日(兵庫県三木市、マスターズGC) 米ツアーから帰国して今季の日本ツアーに初参戦した畑岡奈紗(25)=アビームコンサルティング=は優勝したイ・ミニョン(韓国)に1打及ばず2位だった。首位との3打差を追ってスタート。1番パー5でグリーン左奥からチップインバーディーと好発進したが、第3打でグリーンを外したことが不満だった。 「入ってよかったけど、もう少し気持ちよくスタートしていきたかった」 3番パー4は、ラフからバンカーへ入れた揚げ句の3パットでダブルボギー。何とか前半をパープレーで切り抜けると、12、13、15番で畑岡らしいキレのあるショットと集中力抜群のパッティングでバーディーを奪って優勝争いに加わった。「前半、我慢できたことが後半の3バーディーにつながったのかなと思う」と話すカムバックだったが、最後は7メートルのバーディーパットを外した。 それでも、「4日間、本当に楽しくできた。米ツアーではなかなかないたくさんのギャラリーに囲まれてのプレー。温かくてうれしかったです」とスポンサー名が刺しゅうされたキャップのつばに手を当てた。米ツアーは残り4試合。前年の優勝者ら一部のトップ選手のみが出場可能で、自身のスポンサー大会でもある来季開幕戦の出場権獲得を誓った。
中日スポーツ