寺本莉緒、念願叶えて朝ドラ『おむすび』出演「いつか出たいと思っていた」
NHK連続テレビ小説『おむすび』に、仲里依紗演じる“伝説のギャル”米田歩と対立していた元天神乙女会のギャル・大河内明日香役で出演する、寺本莉緒。「ミスヤングマガジン2018」で脚光を浴びた彼女は、近年ではNetflixのドラマシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』やドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)への出演など、女優としての活躍も目覚ましい。10月22日の放送回より『おむすび』に登場する明日香役への思いや撮影現場でのエピソード、女優としての今後の展望などを語ってもらった。 【写真】『おむすび』ギャル役でも注目、寺本莉緒の撮り下ろしカット【10点】 ──『おむすび』出演が発表され、反響も大きかったと思います。出演が決まった時の心境を聞かせてください。 寺本 オーディションで決まったんですが、素直にすごく嬉しかったです。やっぱりNHKの朝ドラや大河ドラマにはいつか出たいと思っていたので、「やっと出れる!」という思いでした。今までにも色々な作品のオーディションを受けてきましたが、どこか手応えがなく、目の前で実際に見てもらえる段階まで進むことが出来なかったので、今回はすごく嬉しかったです。 ──ギャルが登場する作品ですが、今回のオーディションはどんな思いで臨んだのでしょうか。 寺本 今回は、自分の知らない時代というわけではなかったのでやりやすい部分はありましたね。「ギャルならいけるかもしれない」と。 ──寺本さんはギャルだったんですか? 寺本 ギャルではないんですが、ギャルマインドはあるかもしれません。身近な友達にギャルがいたので、難しかったというより「こういう感じで合ってるかな」という感覚で参加しています。違和感はそこまで大きくなくて、意外とすんなり受け入れられました。 ──現場の雰囲気はいかがですか。 寺本 厳しい現場なのかなと思っていましたが、本当に和気あいあいとしているんです。監督と提案し合いながら作品を作っていっている感覚で、すごく居心地が良く、楽しめました。 ──仲里依紗さんとの共演シーンが多いんですよね。 寺本 そうですね。仲さんはすごく優しくて、綺麗でした。一緒に演技していて楽しかったです。役柄上は対立しているんですけど、現場では険悪な雰囲気ということはまったくなく、仲良くさせていただきました(笑)。 ──現場で印象に残っている出来事を教えてください。 寺本 ギャル同士の対立で、ラーメンの杯数を競う場面があったんですが、私はラーメンがすごく好きなので、いっぱいラーメンが食べられて嬉しかったです。一口食べるシーンを何度も撮って、トータルでは2、3杯くらい食べた気がします。 ──普段、ラーメンを2杯も3杯も食べることはなかなかないですよね。 寺本 でも私、替え玉はするので、3、4回の替え玉ならいけるんじゃないかなと思います。そこまでチャレンジしたことはないですけど、頑張ればいけるかも。