巨人・育成3位の18歳は「最多セーブ賞を取りたい」入団後は山口コーチから魔球の極意を学ぶ
巨人から育成3位で指名された横浜創学館・鈴木圭晋(けいしん)投手(18)が18日、大勢2世に名乗りを上げた。都内のホテルで支度金290万円、年俸360万円、背番号は「015」で仮契約。現在「15」を背負い、大学からプロ入り当初までは先発で、その後守護神となった大勢のような飛躍を期待される右腕は「最多セーブ賞を取りたい」と目標を掲げた。 最速147キロのキレのある直球と、鋭く落ちるチェンジアップが武器で、担当の森中スカウトは「(先発と抑え)両方できる投手だと思って(獲得を)推薦した」と評価。入団後は現役時代にチェンジアップを得意とした山口2軍投手チーフコーチらから極意を学ぶことも可能で、鈴木は「間近で実際に見てみたい。どこを任せられても投げられるような投手になりたい」と成長を誓った。(小島 和之)
報知新聞社