ユヴェントスはサンチョ獲得に興味 退団濃厚なキエーザ売却で資金捻出か
今夏の去就が注目されている
ユヴェントスはマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョの獲得に興味を持っているようだ。伊『calciomercato.com』が伝えている。 ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグ監督と衝突したサンチョは2024年1月にドルトムントへのレンタル移籍を果たす。一時は今後のキャリアも心配されたサンチョだったが、古巣ドルトムントでは公式戦21試合に出場し、3ゴール3アシストを記録。ドルトムントのCL決勝進出に大きく貢献した。 そんなサンチョは現在、レンタル期間を終えてユナイテッドに戻っている。テン・ハーグ監督続投が決まったユナイテッドで来季プレイする可能性は低く、今夏の去就が注目されていた。そんななか、ユヴェントスはサンチョ獲得の計画を立てているようだ。 ユヴェントスは契約が残り1年となるフェデリコ・キエーザを今夏に売却することが濃厚であり、アドオン込みで2500万ユーロ(約43億円)程度の移籍金を見込んでいると考えられている。ユヴェントスはキエーザを売却して、その資金を使ってサンチョを代わりに獲得したいようであり、チアゴ・モッタ新監督もサンチョのことを高く評価しているという。 サンチョも移籍先がユヴェントスであれば、断ることはないだろうと同メディアは伝えているが、移籍金のことにも言及している。ユナイテッドはサンチョを売却する方針ではあるが、安売りするつもりはなく、5000万~5500万ユーロ(約87億~96億円)かかる可能性があるという。 キエーザ売却だけではユナイテッドが希望する額に届かないため、ユヴェントスの内部ではどのようなオファーを出すか話し合っている状況のようだ。サンチョはユヴェントスの今夏のターゲットの1人ではあるが、キエーザの去就が大きく関係し、同選手を売却できた場合のみサンチョ獲得に動く可能性があるとのこと。 今夏の去就が注目されているサンチョをユヴェントスは獲得することができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部