平泉成の初主演映画にAぇ! group佐野晶哉、佐藤浩市らが出演 『明日を綴る写真館』場面写真10点公開
あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画『明日を綴る写真館』の場面写真10枚と、本作に出演する佐藤浩市・黒木瞳・市毛良枝からのコメントが公開された。 【全ての写真】『明日を綴る写真館』場面カット(全10枚) 60年のキャリアを誇り、6月2日(日) に80歳を迎える平泉成が初主演を飾る本作。相手役は、Aぇ! groupの佐野晶哉が演じる。 佐野の年齢の頃にはすでに平泉と共演していたという佐藤は「成さんとは半世紀近くのお付き合い、様々な作品で御一緒させて頂きました。成さんの背中は語ります。我々は登頂のない登山を続ける山人、ふと足を停めて見る景色の美しさはあれ、直ぐに背中を押され又歩きだすんだと。それで良いんだよね成さん!」と、役者の大先輩である平泉への敬意をコメントに込めた。 そして「成さんとはこれまで何度も共演させていただいていて懐の深さやあたたかさ、優しさにいつも癒されていました」と熱く語るほどに平泉と数々の共演歴を持つ黒木は、「今回の物語は成さんにしか演じられないような職人気質の魂や家族愛に溢れた心温まる作品です」と確かな手応え。さらに親子役で共演した佐野については、「とても魅力的で可能性を秘めた方だと感じました。ご一緒にお芝居をして私も刺激を受けました」と俳優としてのこれからの活躍に期待を寄せた。 市毛は「重ねた年輪が見えるような成さんの広い背中、見つめる若者たちの真剣なまなざし。年を重ねることも悪くないと思える美しい世界。そんな中にいられた毎日が幸せでした」と、佐藤と同じく平泉の「背中」をキーワードにしたコメントを寄せている。 また、公開された場面写真では、自分の遺影を撮りたいと鮫島写真館を訪れた客の牧(佐藤)の表情を撮り逃すまいとシャッターを切る鮫島(平泉)や、物語の鍵となる1枚の写真を見る太一(佐野)と彼を見つめる母・冴絵(黒木)、普段は無口な鮫島を長年明るく支え続けてきた妻・桜(市毛)の姿が切り取られている。 さらに、牧の妻・悦子(吉瀬美智子)をはじめ、太一がカメラマンになるきっかけを作った父・彰(高橋克典)や、鮫島写真館の近くにあるケーキ屋の店主・杉田(田中健)、ホスピスで療養生活を送る雪代(美保純)、鮫島と太一らが立ち寄るラーメン屋の大将(赤井英和)など、師弟関係を結んだ鮫島と太一が“人生の想い残し”に触れる中で出会う人物たちの姿が捉えられている。 ■佐藤浩市 コメント 今作は平泉成主演と秋山監督に伺い是非参加をとお願いし叶いました。 成さんとは半世紀近くのお付き合い、様々な作品で御一緒させて頂きました。成さんの背中は語ります。我々は登頂のない登山を続ける山人、ふと足を停めて見る景色の美しさはあれ、直ぐに背中を押され又歩きだすんだと。 それで良いんだよね成さん! ■黒木瞳 コメント 平泉成さんの主演映画のお話を伺って、是非参加させていただきたいと監督に申しました。 成さんとはこれまで何度も共演させていただいていて、懐の深さやあたたかさ、優しさにいつも癒されていました。 成さんとご一緒する時はいつもとても楽しい現場です。 今回もご一緒させていただいて、思い出に残る作品となりました。 今回の物語は成さんにしか演じられないような、職人気質の魂や家族愛に溢れた心温まる作品です。 初主演と伺って驚きました。 成さんとご一緒する作品がまたひとつ増えて、私も嬉しく思っています。 佐野さんは私の息子役として共演させていただきました。 とても魅力的で可能性を秘めた方だと感じました。 ご一緒にお芝居をして私も刺激を受けました。 秋山純監督の熱量のおかげで、私も今までと違った女性を演じることができて感謝しています。 多くの皆様にこの映画をご覧いただけることを心から願っております。 ■市毛良枝 コメント 重ねた年輪が見えるような成さんの広い背中、見つめる若者たちの真剣なまなざし。 年を重ねることも悪くないと思える美しい世界。 そんな中にいられた毎日が幸せでした。 子どもの頃、小さな町にも必ず写真館がありました。 そこには人の思いと愛が詰まっていたんだと……。 成さん主演おめでとうございます。 <作品情報> 『明日を綴る写真館』 6月7日(金) 公開 (C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA