【オートレース】森且行5着で優勝戦進出ならず「エンジンもタイヤも失敗」~伊勢崎G2稲妻賞
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は8日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のナイターG2「稲妻賞」4日目・第12レース「準決勝戦」に出走。8車立ての6枠から発進したが、序盤で全国ランク1位で圧倒的なV候補の青山周平に先を越される苦しい展開に。道中は激しく滑る症状に悩まされながらも、何とか粘って追走して最後は5着でゴールした。 あまりにも滑ってしまう状態には激闘を終えた森も、ひたすら苦笑いを浮かべ続けるしかなかった。「もうね、すご~く滑っちゃいました。タイヤが全然食いついてくれなかったですね。試走から落っこちてしまいそうなぐらいで、昼間の時間から夜になりましたが、エンジンも変わらなかったです。エンジンもタイヤも失敗しちゃいました。でも、これは7着ぐらいかなあと思って走っていたけれど、道中で4番手になった時は一瞬、おっ!?ってなりました。その後にまたすぐに抜かれちゃったけれどね(苦笑い)」 致命的な大敗は何とか免れて、最終日・9日は第10R「選抜戦」へのエントリーが決まった。 余談になるが、森はライバルたちのレースをモニター観戦している時にフライングがあったことを知らせる赤ランプが点灯すると、「あっ、4番だよ、きっと」とつぶやき、ほぼほぼそれを言い当てている。この日も第8Rでフライングが発生した後、すぐに「あっ、これは西(翔子)さんだあ。早かったよ」とすぐさま気づき、その通りの結果だった。「すぐに分かるなんてすごいですね! どうやって見ているんですか?」と伝えると森さんは「ウンウン、当たっていたでしょ~」とかなりのドヤ顔でした。なんかちょっとおかしかったです。「まあ、だいたい分かるよ。実際のレースで自分が切っちゃった時もすぐに分かります。あっ、自分だあ~ってね。自分じゃないと思った時は、絶対に切っていない。そこは間違えたことないよね!(さらにドヤ顔は続く)」
報知新聞社