上司の印鑑を無断で26回使用、決裁文書に押印 「処理の仕方が分からず…ベテランで聞くのが恥ずかしかった」神戸市の55歳職員を懲戒免職
ABCテレビ
上司の印鑑を無断で26回使用し、文書を偽造していました。 神戸市によりますと、行財政局税務部の55歳の男性職員は、2022年11月から24年3月にかけて、上司の印鑑を無断で持ち出して決裁文書に押印し、26件の文書偽造を行うなどしていました。 男性職員は、税金滞納者の給与差押に関する事務処理を担当していましたが、文書の作成や送付の遅れを隠すために偽造をしていたということです。 男性職員は、事務処理を怠るなどして過去にも2度の懲戒処分を受けていて、神戸市は15日付で男性職員を懲戒免職処分としました。 男性職員は、市の聞き取りに対し「事務処理の仕方が分からず、相談すればよかったが、ベテランだったので聞くことが恥ずかしかった」と話しているということです。
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