このレベルで選外!? 日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング11位。天才的な輝き! 欧州でも止まらないテクニシャン
10月シリーズで、日本代表は招集メンバーに27人の選手を選んだ。もちろん、選出された選手は各リーグで目覚ましい活躍を見せているが、選外になった中でも多くの選手が大活躍を収めている。今回は招集外となった選手の中で最も市場価値が高い選手をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は『transfermarkt』参照、常連の冨安健洋、伊藤洋輝、浅野拓磨らは対象外とする。
11位:伊藤涼太郎(いとう・りょうたろう) 生年月日:1998年2月6日 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 市場価値:250万ユーロ(約4億円) 24/25シーズン成績:10試合1ゴール2アシスト 現代のサッカー界では絶滅危惧種となりつつある、まさに“司令塔”タイプの選手である伊藤涼太郎(250万ユーロ/約4億円)が11位にランクインした。 小柄な体型を活かした細かいステップや、予測不能なパス・ドリブル、相手ディフェンダーがいる狭いスペースでの素早いターンなど、観る者を魅了するプレーを何度も見せてきた伊藤だが、その本領が発揮されたのはアルビレックス新潟時代になるだろう。 加入1年目の2022年には、J2リーグ42試合に出場し9得点11アシストを記録し、チームのJ1昇格に大きく貢献すると、2023年にはJ1リーグ前半戦の17試合で7得点4アシストという数字を残して、海外に羽ばたくことになった。 新潟に加入してからの約1年半で、伊藤の市場価値は30万ユーロ(約4800万円)から130万ユーロ(約2億800万円)まで約4倍の上昇を見せており、この上昇気流はベルギーでも落ちることはなかった。 シント=トロイデンでの1年目はリーグ戦36試合で7得点4アシストという記録を残し、市場価値は250万ユーロ(約4億円)に到達した。こう見ると、新潟1年目の2022年以降から、毎シーズン2桁得点に関与している点は伊藤の攻撃センスの賜物だろう。 今季もここまで10試合で1得点2アシストとすでに3得点に関与しているあたり、2桁得点に関与することは目に見えているように思える。
フットボールチャンネル