宮世琉弥主演で『顔だけじゃ好きになりません』実写映画化 共演に久間田琳加、中島颯太ら
宮世琉弥の初単独主演映画『顔だけじゃ好きになりません』が2025年3月7日に全国公開されることが決定した。 【写真】『くるり~誰が私と恋をした?~』ではストレートにキュンとする律を演じた宮世琉弥 本作は、2020年から『花とゆめ』(白泉社)で連載中で、累計発行部数200万部を突破した、安斎かりんによる同名コミックスを実写映画化するラブコメディ。顔が良すぎる最強青髪イケメン・宇郷奏人先輩と、その“中の人”(SNS運営)になるド面食いヒロインの恋模様を描く。 監督を務めるのは、映画『ライアー×ライアー』や『映画 刀剣乱舞』シリーズなどの耶雲哉治。脚本は、ドラマ『Eye Love You』(TBS系)のオリジナル脚本を手がけた三浦希紗が担当する。 整った顔をこよなく愛するオタク女子・才南の推しは、学校一顔が良い青髪男子・奏人先輩。ついに校内で推しとの遭遇を果たすが、授業をサボりすぎて退学寸前の先輩から「アカウントの“中の人”(運営)になってくれない?」という思わぬ依頼が。学校公式アカのフォロワー10万人達成を条件に、先輩の退学が撤回されると知り、自分が“中の人”だとバレないよう、この極秘ミッションに挑む才南だったが……。先輩から、ハグやキス未遂など予想外の行動が。さらに、顔だけじゃない“こじらせかわいい”先輩の素顔を知り、想いを募らせていく。そんな中、クラスメイトの土井垣が、2人の関係に気づいてしまい……。 顔が良すぎる最強青髪イケメン・宇郷奏人を演じるのは、ドラマ『君の花になる』(TBS系)への出演で注目を集め、2024年は初W主演映画『恋わずらいのエリー』やNetflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』などに出演した宮世。本作について、宮世は「今までにないラブコメディだと思います。自信を持って皆さんを胸キュンさせられるように頑張りました」と語った。 そして、奏人のSNSの“中の人”になってしまうヒロインの才南を、『non-no』(集英社)の専属モデルとして活躍し、W主演映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』や現在放送中の『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系)にも出演している久間田琳加が演じる。 さらに、2人の恋に関わっていく重要なキャラクターとして、FANTASTICSのメンバーで、ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系)などにも出演する中島颯太と、第43回ホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界デビューを果たし、Huluオリジナルドラマ『十角館の殺人』などに出演する米倉れいあが出演する。 原作者の安斎は、「キャラクターにぴったりのキャスト陣が揃った花鳥風月の如く美しい光景を、『顔好き』らしく楽しく笑えてキュンとする、しあわせな映画に仕立て上げてくれました」とコメント。さらに「皆でこの映画の感動を共有できたのであれば、これ以上嬉しいことはありません」と公開に期待を寄せた。 あわせてポスタービジュアルと特報映像が公開。ポスタービジュアルは、接近した奏人(宮世琉弥)と才南(久間田琳加)がスマホ画面の中から飛び出しており、撮影を阻止するような奏人のポーズから、“中の人”目線で作品の世界に入り込めるようになっている。 特報映像は、とにかく顔が良い奏人の国宝級顔面が目白押しで、“推し”のSNS運営を任されることになってしまったヒロイン・才南の心の声が聞こえてくるようなものとなっている。 コメント 宮世琉弥(宇郷奏人役) 今までにないラブコメディだと思います。僕が演じる宇郷奏人はクールでミステリアスですが、実はトラウマを持っていて、そんな奏人が久間田さん演じる才南と出会って、少しずつ心を開いて変わっていくところを丁寧に演じました。温度差がある2人のやりとりの化学反応にも注目して欲しいです。青髪を周りの皆さんが似合っているよと言ってくださったので、自信を持って皆さんを胸キュンさせられるように頑張りました。是非公開を楽しみにしていて下さい! 久間田琳加(知見才南役) 元々原作の漫画を読んでいたので、自分が才南ちゃんを演じられることがとても嬉しかったです! 才南ちゃんは好きなことにまっすぐで、推しが大好きでたまらないところが愛おしいなと思ったので、そんな魅力を出して行けたらと思いました。宮世さん演じる奏人先輩は、一見クールなのに急に甘々モードになるギャップが魅力的です。青髪になった宮世さんを実際に見たときは漫画から飛び出してきたみたいだと思いました。とにかく奏人先輩や土井垣くんの輝く顔面を、映画館でドキドキ&キュンキュンしながら才南の気持ちになって楽しんでいただけたらと思います! 中島颯太(FANTASTICS)(土井垣凌役) 「自分の好きなものを好きでいいんだ」というメッセージが感じられて、素敵な作品に出会えたことがとても嬉しかったです。土井垣は、沼男ですね! 優しくて頼りがいがあるけれど、好きなものを周りに言えない弱さも持っている部分に惹かれました。原作ファンの皆さんからすごく人気のあるキャラクターで、その分期待も大きいと思いますので、真摯に向き合って演じたいと思いましたし、「宇郷奏人」という存在にも負けないような良いキャラクターを作りたいと思い、この役に挑みました! 米倉れいあ(能原柚里役) 柚里は、勘が鋭く、空気を読まないけれど優しくて、親友の才南のことが大好きなキャラクターです。初めての役どころで上手くできるか心配もあったのですが、アドバイスをいただきながら私なりに演じることが出来たかなと思います。撮影中は本当に学生時代みたいで、青春を感じることができました。奏人と才南と土井垣の絡みを見ているうちに、「これが推し活か!」と思えるくらい楽しい撮影でした。とってもドキドキする胸キュン映画になっているので、皆さん、心臓が止まらないようにしてくださいね! 安斎かりん(原作) 連載開始直後から「奏人先輩に似てる!」と読者さんからいくつもお声をいただいていた、顔面国宝わんこの宮世琉弥さん。邪の気を一切感じない花が咲くような笑顔が魅力の久間田琳加さん。甘いマスクと声に漢気を兼ね備えた人たらしの中島颯太さん。可愛らしく綿飴のような印象の奥にブレない芯の強さを感じさせる米倉れいあさん。 キャラクターにぴったりのキャスト陣が揃った花鳥風月の如く美しい光景を、美しさはそのままに、耶雲監督が『顔好き』らしく楽しく笑えてキュンとする、しあわせな映画に仕立て上げてくれました。 脚本の三浦さんによる原作より愉快な才南の語彙力と、キャラ同士の活き活きとしたかけ合いも『顔好き』のエッセンスを存分に発揮してくださっています。 本格始動する前に、原作者としてプロデューサーや監督と直接お話させていただき、脚本監修、その後の撮影も何度か見学にお邪魔しました。 スタッフの皆様もキャストの皆様も、原作漫画を大切にしつつ、また別のひとつの作品として『映画顔好き』に昇華してくださっているのだとじわじわ感動しながら出来上がっていく様を拝見していたので、その結晶がついに世に解き放れるのかと思うとワクワクが止まりません。 SNS が主題の本作品。 もしあなたが観た後に「映画、よかったな~」と思ったら、是非そのお声をSNSで拡散してください。運営や中の人にとっての一番の喜びは、皆様のそうしたお声をこの目で見ることです。あなたの画面の向こうには私も、映画に携わった人々も大勢います。皆でこの映画の感動を共有できたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。 ここからは私もいち観客として、ワーキャー言いながら映画館にいっぱい通って楽しみたいと思います。 それでは最後に……公式アカウントのフォロー、何卒よろしくお願いいたします!
リアルサウンド編集部